財団法人 倉敷中央病院
認証第12号(2008.11)
基本データ
病院名 | 財団法人 倉敷中央病院 ザイダンホウジン クラシキチュウオウビョウイン |
---|---|
英語名称 | Kurashiki Central Hospital |
病院長 | 理事長 大原 謙一郎 常務理事院長 小笠原 敬三 |
所在地 | 〒710-8602 岡山県倉敷市美和1-1-1 |
連絡先 | TEL(086)422-0210 FAX(086)-421-3424 |
病床数 | 1135床 |
診療科目 | 小児科・整形外科・皮膚科・産婦人科・耳鼻咽喉科・形成外科・放射線科・精神科 循環器科・リハビリテーション科・歯科・外科・脳神経外科・脳卒中科・泌尿器科 眼科・麻酔科・心臓血管外科・呼吸器科・神経内科・美容外科・歯科口腔外科 消化器内科(肝臓 消化管)・糖尿病内科・腎臓内科・内分泌代謝・リウマチ科 膠原病・総合周産期母子医療センター・手術センター・救急医療センター 体外砕石治療センター |
URL | http://www.kchnet.or.jp/ |
両立支援アピールポイント
「働きやすい病院づくり」に病院全体で取り組んでいます
当院では中期計画(2008年4月~2013年3月)の取り組むべき施策として「女性職場環境の改善、フレキシブルな勤務条件の構築」を掲げており、働きやすい職場づくりに向けてさまざまな取り組みを行っています。
当院では中期計画(2008年4月~2013年3月)の取り組むべき施策として「女性職場環境の改善、フレキシブルな勤務条件の構築」を掲げており、働きやすい職場づくりに向けてさまざまな取り組みを行っています。
妊娠・出産に関わる支援
- 妊娠・出産後1年間の当直業務、時間外業務は原則全員免除
- 産休、育休は原則全員に適用
女性医師のキャリア支援
- 女性医師のキャリア維持を支援
- 女性医師が継続して働くことができるような仕組みや風土を作ります。
- 結婚、出産、育児、介護と仕事との両立支援を行います。
- 女性医師のキャリアアップ、キャリアチェンジを支援
- 復職や転職支援、専門医取得などのキャリアチェンジやキャリアアップの支援を行います。
- 指導的役割を担う女性医師やスペシャリストの育成を目指して、昇進やキャリア形成の機会均等を目指します。
- 女性医師のキャリアデザインの支援
- 女当院での研修・就労を含め、長期的なキャリアデザインの相談に応じます。
- 語り合い、学びあう場として「女性医師」をキーワードにゆるやかに繋がる会を創設しています。
他部門でもキャリアアップを支援
看護部門ではクリニカルラダー制度を取り入れ、キャリア開発を行っています。また、専門看護師となるための大学院進学を希望する場合、奨学金制度があります。
24時間体制の院内保育所を設置しています
当院では昭和51年より院内保育所を設置し、24時間保育、病児保育も行っています。1923年の病院開院当時の建物を使っており、木造の温かみのある雰囲気です。毎日約20名の園児が利用しています。
さまざまな勤務形態を選ぶことができます
職種にかかわらず、育児や介護等を行っている場合、それぞれの事情に合わせた勤務形態を選ぶことができます。例えば、正職員のまま三交替勤務から日勤への変更、残業・当直なしの勤務、あるいは短時間勤務等を選択することができます。
福利厚生の充実
当院10階にはカフェテリア形式の職員食堂を設置しており、朝食から夕食まで利用することができます。
また、職員相互の親睦と働きやすい職場作りに寄与するため「院友会」を組織し、旅行、お花見会、夏のビアガーデン、忘年会などの行事の開催、部活動への助成、バス旅行、慶弔等を行っています。
その他、健康保険組合の施設利用補助制度がスポーツクラブ、宿泊施設、スキー場等で受けることができます。
また、職員相互の親睦と働きやすい職場作りに寄与するため「院友会」を組織し、旅行、お花見会、夏のビアガーデン、忘年会などの行事の開催、部活動への助成、バス旅行、慶弔等を行っています。
その他、健康保険組合の施設利用補助制度がスポーツクラブ、宿泊施設、スキー場等で受けることができます。
制度支援
- 次のような特別休暇があります
- 妻の出産時(3日間)
- 家族を介護する場合の介護休暇(3ヶ月) など
- セクハラ、パワハラ防止管理規定の制定、相談窓口の設置等の体制を整備しており、職員からの相談に対応しています。
- 診療費補助制度があり、当院での診療に対して従業員とその家族等が補助を受けられます。
院長コメント
「女性医師の働きやすい環境作り委員会」の活動も、まだ日が浅く、環境整備を全診療科に広げるまでには至りませんが、「働きやすい病院」に認定されましたことは、ワーク・ライフバランスに対する職員の意識を高めるのに大きな力となることでしょう。
当院には創立者、大原孫三郎が女性労働者の労働条件改善を科学的方法で実現するため1919年に大原社会問題研究所を設立し「働きがいのある仕事と職場作りのための問題解決策を示す研究」が続けられています。その精神が引き継がれ、当院では早くから、女性職員の両立支援に取り組んで来ました。主として看護師はじめコメディカルを対象にした院内保育園の開設に始まり、病児保育、出産・育児支援のための就業規則の改訂、3交代看護師の週休2日制の導入などの環境整備に努め、医師に対しては、クラーク制の採用、フレキシブルな勤務時間による両立支援、キャリアプランニング支援、復職・専門医取得 プログラムの作成などを行っています。現在、9名の女性医師が両立支援の制度を活用しています。
当院には創立者、大原孫三郎が女性労働者の労働条件改善を科学的方法で実現するため1919年に大原社会問題研究所を設立し「働きがいのある仕事と職場作りのための問題解決策を示す研究」が続けられています。その精神が引き継がれ、当院では早くから、女性職員の両立支援に取り組んで来ました。主として看護師はじめコメディカルを対象にした院内保育園の開設に始まり、病児保育、出産・育児支援のための就業規則の改訂、3交代看護師の週休2日制の導入などの環境整備に努め、医師に対しては、クラーク制の採用、フレキシブルな勤務時間による両立支援、キャリアプランニング支援、復職・専門医取得 プログラムの作成などを行っています。現在、9名の女性医師が両立支援の制度を活用しています。
将来、院内病児保育・学童保育の開始、代替医師の増員、ファミリーサポートセンター、相談窓口の整備・相談員の育成、復職プログラム・専門医取得プログラムの充実、学習 支援システムの強化、シミュレーション施設の完備、男性医師の意識改革、女性医師の管理職への登用等の計画を着実に実践していきたいと思います。