岐阜市民病院

認証第14号(2010.06)・再認証(2015.03)

2015年3月15日に、再認証を致しました。

基本データ

病院名 岐阜市民病院
ギフシミンビョウイン
病院長 冨田 栄一
所在地 〒500-8513 岐阜県岐阜市鹿島町7丁目1番地
連絡先 TEL 058-251-1101  FAX 058-252-1335
病床数 609床
診療科目 循環器内科・神経内科・腎臓内科・消化器内科・血液内科・呼吸器腫瘍内科・総合内科膠原病内科・糖尿病内分泌内科・精神科・小児科・放射線科・外科・乳腺外科・脳神経外科・整形外科・形成外科・胸部心臓血管外科・産婦人科・眼科・皮膚科・泌尿器科・耳鼻咽喉科・頭頸部外科・歯科口腔外科・麻酔科・リハビリテーション科
URL http://gmhosp.jp/
病院理念 「心にひびく医療の実践」

両立支援アピールポイント


当院は「心にひびく医療の実践」の病院理念のもと、基本方針の一つには、職員が生き生きと働くことができる環境づくりを挙げ、その実現に努めています。

育児支援制度の充実に取り組んでいます。育児休業取得率は100%

産前・産後休暇、育児休業、育児短時間勤務、部分休業制度などの諸制度により、働きながら子育てをする職員の支援に努めています。女性医師も含め、育児休業の取得率は100%です。また、育休復帰後は夜勤の免除・制限を行っています。

託児所の充実を図っています

病院に隣接して職員用託児所を設置し、土曜保育、延長保育、一時保育、24時間保育(週1日)を実施しています。

多様な就業形態を職員のライフスタイルにあわせて選べます。

育児休業から復帰した際は、数種類の育児短時間勤務や部分休業などが選択できます。また、看護師においては正規職員、嘱託職員、パート職員など就業可能な範囲で働けるよう個人の希望によりで選択でき、また、病棟においては、現場の声に応じて3交替、2交替、ミックスなど柔軟な勤務体制としています。

キャリアアップ支援

職員の研修や学会への参加に対してはできる限り病院が支援し、特に認定看護師取得については、希望者には病院が全面的に費用を負担するなど、積極的なキャリアアップ支援を行っています。

コミュニケーションの充実

各会議、院内ポータルの設置等により、情報の共有化・コミュニケーションの充実を図るほか、年度当初には、3日にわたって病院長が当年度の目標、病院の現状、医療情勢などについて全職員にプレゼンを行い、病院としての理念・方向性などを職員に浸透させるよう努めております。また、看護部においてはフィッシュ哲学の推進、看護師長から新人看護師へのメッセージカード作成などを実施しています。

院長コメント


当院は人口約40万人の岐阜市にある市立の公立病院です。当院も公立病院の例に漏れず、過酷な現場と自治体の制度の壁のはざまで職員確保が困難となりつつありました。私は医療を支えるものは人であると考え、働く職員が生き生きとしていることで真の医療が提供できると常々思っておりました。そこで、病院の理念を「心にひびく医療の実践」とするとともに、基本方針の一つには「職員が生き生きと働ける環境づくりに努めます。」という項目を設定しました。 そして、人事制度や雇用をはじめ、病院の希望だけでは変えられないことが多くありますが、その中でも、職員にとっての病院の働きやすさ向上のため、看護師の初任給改善、病院託児所の大幅な託児時間の拡大などさまざまな改善に取り組んでまいりました。しかし、「働きやすさ」の基準あるいは指標というものがはっきりしないため、何をどこまで改善すればよいか手探りの状態でした。そうしたとき、この「働きやすい病院評価事業」のことを教えていただき、当院の状況を第三者的な立場から評価していただきたいと考え、今回の受審となりました。認定を受けられたことは、今後の自信につながり、大変うれしく思っております。 まだまだ不十分なところがたくさんありますが、今回の認定を励みに、より一層患者さんから、そして医療従事者の皆様から選ばれる病院の確立に努めてまいります。